福どら

ゴールデンウィーク前に息子の上履きを取りに幼稚園へ。
担任と少しお話をして幼稚園を後にして息子も快方に向かっているので
ちょっとお買い物をすることに。
ネットで評判だった『福どら』のお店まで歩いてみる。
幼稚園からそれほど遠くない距離。
(あくまでも私の基準。私にとって恵比寿から新宿も歩ける距離である。)
『いちご亭』同様、ひっそりとした場所にあるお店だった。
お店の方はとても親切で色々な種類のどら焼きを試食させてくれた。
この店の名物は『生どら』皮にあんこと生クリームが混ぜられたものが挟まれている。
オンナノコは抵抗なく食べられそうだがおじさま、おばさまがたは抵抗ありか?
でもでも、うまいんですよ。これが。
他にも、ブルーベリーやらカスタードやらクリームチーズやら。
もちろん、普通のどら焼きもあるのですが、
皮があっさり美味しいのでどんなものを挟んでも合うのです。
私のお気に入りは『チョコナッツ』ビターチョコにナッツが混ざったもの。
この店も嵌りそうだ。
なんでも、たまにデパートにも出店しているとか。
ああ、ダイエットが心配。

帰りにバス停近くの『維新號』の工場の直売所に寄る。
いわずとしれた肉まんの『維新號』!!
この工場を幼稚園の近くで発見した日には小躍りしましたよ。
デパートと違って作り立てを蒸かして売ってくれるので
本当のできたての味が味わえるのです。うふふふふっ。おいちかった。

いちご亭

マダムの集う店に踏み入れる、心の準備が出来ていないので
息子のお迎えまでの間、散策がてら
ネットで発見したイートインできるケーキショップへ。
『いちご亭』というお店。
友人Aちゃんと迷いながら探し、やっと、到着。
本当に、隠れ家的お店。民家の裏路地の間にひっそりとあった。
中もカフェと呼ぶよりもケーキ喫茶と呼んだ方がしっくり来る。
ショップの奥にあるイートインコーナーは昔ながらの喫茶店の趣。
お客さんは居なかったので一番奥の窓際の席に通される。
レンズのような厚い窓ガラスの向こうに小さな庭があって洒落ているのだけれども
店内にはマスターらしき方やマスターの奥様らしき方が
舞台衣装を着込みステージで唄を唄っているらしき写真や
進物用のショーケースの上を良く見ると酒瓶がいっぱい並べてあったりと
おそらく、夜は地元のスナックに早変わりするのだろう雰囲気。
そこがいかがわしくて面白かったりして。
お店の雰囲気で心配したケーキのお味は打って変わって美味!!
ホームメイドな感じのケーキが好きなものにはたまらない味。
(反対に洒落たケーキが好きな方には、田舎臭く感じるかも)
カシスタルトを頂いたのだが、私好みの程よい甘さ程よい酸味でした。

お昼はランチもやっている模様。その頃には混むのかしら?

お迎え前の少し外れた時間、たまに息抜きに行くことになりそう。
客席からお店の入り口を見ると隣家の植木が見えたりして
下町っぽい、景観も情緒があり和めそうだ。

有閑マダム達が集う店?

幼稚園の送り迎えで家に帰るのが面倒なお母さま方が集うケーキ屋さんが
幼稚園の近所にあるらしいと聞き、今朝、有閑マダム達が集う前に探してみた。

あった。

スイス洋菓子の店らしく、とても小洒落た隠れ家的カフェ。
見るからにケーキ、うまそぉ〜!!
お茶してぇ〜!!
でもでも、店内は席数も少なく、うっかり食べていようものなら
有閑マダム達に取り囲まれ、下手すると仲間入り泥沼危機もある。

ああ、悩むぅ〜。
でもケーキ、喰いてぇ〜!!
有閑マダムが集う前にケーキテイクアウト計画、進行中!!
近々、実行予定。乞う御期待!!

『砦なき者』

さっき、調べたら2年前に原作を読んで絶賛していた本のドラマ化だった。
野沢尚の小説から脚本へ起こすドラマで面白いのは
必ずと言っていい程、小説とドラマのクライマックスが変わると言うこと。
2年前の『眠れぬ夜を抱いて』というドラマもそうだったので
今回もそうじゃないかと期待してみていたら案の定。
しかし、両者ともドラマのクライマックスの方が断然いいのはやはり脚本家だから?
ドラマに起こす時により一層いいアイデアが浮かぶのか?
将又、ドラマの制約の中で考えるからか。

今回は文句ないキャスティングだった。
主役級もなかなかだが脇役にあんなに芸達者を揃えてしまっていいのだろうか。
そしてなにより、ダークヒーローの青年に妻夫木くんを持ってきたのが
とっても上手いと思った。
ドラマを見てより一層この青年像がしっくり来た。
ドラマとしても面白かった。
Nステが終わった後にこれをもってきたテレ朝の思惑などを邪推してしまったりして。

あまり数字はとれなかっただろうなぁなんて余計な心配。
でも、それでいい様な気も。

やっぱり、野沢さんの書くドラマ好きだわ。

『新 近松心中物語』

阿部寛目当てで観に行ったのだけれども
完璧に田辺誠一に食われていた。
阿部ちゃんに町人は無理かもしれない。
しゃべり方が武士なんだもの。武蔵の時のまんま。
その点、田辺誠一は役も役だからかもしれないけれども
はんなりとしたいい感じの町人だった。
イメージが変わった。
さすが、大塚寧々が選んだ男だ(笑)

同様に現在、映画の賞をとりまくりの寺島しのぶ
私はどうしてもあの人は綺麗とは思えないのだけれども
今回、舞台を観てそれを確信してしまった。
演技もどうなのかなぁ?私はあまり好きじゃない。
まぁ、梅川は下っ端の女郎の役なのであんな感じなのだろうけれども
それよりも田辺の与兵衛の相手役のお亀の須藤理彩の方がおきゃんで可愛かった。
というわけで、主役のカップルより、サブのカップルの方がメインになってしまっていた。
(こっちの方がコミカルで面白いと言うのもあるけれども)

ストーリーは歌舞伎でもお馴染みの梅川、忠兵衛のお話。
歌舞伎で何度か観たけれども、話自体は歌舞伎よりもすっきりわかりやすかった。
基本的に私は和事があまり好きではないから集中して観ていなかったからかもしれないけれども。
ただ、『封印切』のシーンはやっぱり歌舞伎の方がドラマチック。
忠兵衛の葛藤と哀しさが演じきれていなかったような気がする。

この舞台は以前、平幹二郎や板東八十助(現 三津五郎)が主演で明治座で上演されていたものを
今回、新たに演出し直したらしいのだが
観ている間中「ああ、八十助と高橋恵子で観たかったなぁ〜」と思ってしまった。
八十助なら町人も嵌っていたし封印切りも物悲しく美しかったはず。

阿部ちゃん、ごめんなさい。
やっぱり、阿部ちゃんはつかこうへい演出舞台ででみたいわぁ〜。

『蹴りたい背中』

とある方から頂いて、こっそりと読了していた。
個人的には好きです。面白かった。
でも、本を頂いて読んだからであって、果たして自分で買って読んだらどうだったかな?
文芸春秋芥川賞、両作品が読めてしまったわけだし。
(なんだか、有り難みが希薄になってしまったような気が。。。)

日記などで私がぐちぐち書いている過去などを知っている方なら頷けると思いますが
読んでて『痛かった』です。チクリチクリです。
私はもっともっとへたれていた方ですけれども。
「教室での孤独感」がとてもリアルに迫ってまいりました。
中でも陸上部の先輩が主人公に対して
「あなたは鋭い眼光で色々なことを見ているような顔をしているけれども実際は何も見ていない」
と、いうようなセリフ(思い出して書いているので定かではありませんが)が
あの年齢で出て来るところがやはり凄いなぁと思いました。
私が自分自身そうだったと気付いたのがもういい大人になってからだったので
それをあの年齢で気付いて描けるのだから。

ラストは好き嫌いがあると思いますが私は好きな終わり方。
(嫌いな人は嫌いだと思います。この終わり方。)

蛇にピアス』も同じ方から頂いて持っているのですが
体力的にまだ、読める気力がありません。エログロハードそうですもの。。。

オバサン

TBSのジャストの月曜日コメンテーターの岡田可愛がどうもいけすかない。
前々からこういうコメンテーターをする胡散臭いエセ文化人はいけすかなかったのだが
(それを逆手にとってるピーコとかは好きなんだけれども)
岡田可愛はもう、生理的にダメになりつつある。
それを的確に感じさせたのが広末涼子の披露宴マスコミシャットの時の発言。
「おめでたい席なんだからみんなに見せて楽しませてくれてもいいじゃないねぇ」
もっともな意見かもしれないけれども、芸能人といえども内輪で祝いたい人だっている。
反対に言えば「見せたい人だけみせればいいじゃない」なんて私は思うのだ。
(中には見たくないのに見せてくれる人もいるけれども)
今週の高橋尚子の件のはしゃぎっぷり(?)も目に余った。
高橋尚子は残念かもしれないが、まるで選ばれた人々を攻めるような口ぶりと
異常な高橋尚子びいきが鼻に付いた。あんた、高橋尚子のなんなんだよ?

何が気にくわないのかなぁと考えてみたら
私の嫌いなタイプのオバサン臭をぷんぷん漂わせているからだ。
なんていうか陽性な『あたしんち』のおかあさんのような「下町タイプ」ではなく
陰湿な感じのオバサン臭。
人に媚びる為にわざわざ装ってあげているのよと言う感じのオバサン像。
高橋尚子の件も「こう国民的アイドルの高橋さんを擁護しておけば世間受けいいはず」
という目的で発言しているように私は感じてしまった。
同様に「オバサンっぽく発言しておけば主婦にうけるでしょう。」感覚がいけすかないのだろう。

月曜は彼女を遮断してジャストは見ることにしよう。

(って、見なきゃいいじゃん)

ところでこれを書く前に「おかだかわい」をぐーぐるしてみたのだが
かなり上の検索段階で
「ますだ『おかだかわい』い〜」とか「V6の『岡田』くん『かわい』い〜」にヒットしているのがちょっと笑った。